
あすなろサポートステーションは、社会福祉法人白十字会林間学校が運営する社会的養護自立支援事業です。
神奈川県(平成26年~)、相模原市(令和6年~)、横須賀市(令和7年~)の委託を受けて事業の実施をしています。
現在は、国のガイドラインに基づいて自立支援やアフターケアに関連する1 0 種類のメニューを実施しています。
県内各社会的養護施設等との連携を大切にしており、県域の各施設等には
あすなろサポートステーションとの窓口となる「あすなろサポーター」を配置しています。
-
POINT01
社会的養護自立支援拠点事業とは?
社会的養護(施設・里親等)を経験したこども等を対象に、こども本人を主体とした社会的自立をサポートする事業です。
-
POINT02
あすなろサポートステーションのめざす自立とは?
心理的身体的に安全で安心な居場所が確保できていて、他の人とつながりながら自らの意思決定に基づき、社会の中で暮らすこと。
-
POINT03
あすなろ県央ブランチもご活用ください!
あすなろサポートステーションのサテライトです。あすなろサポートステーションと連携して、みなさまの地域での暮らしをお近くでサポートします。一時的な住まいをサポートするためのお部屋も備えています。
わたしたちの活動
児童研修
対象者のめざす自立に向けた講座、あすなろサポートステーション見学会、個別相談等の実施。
相談支援・同行
来所による相談以外にアウトリーチでの相談、役所や病院、法律事務所など関係機関への同行や手続きをサポート。
児童交流
ステーションの心地良い雰囲気を活用した交流の場。手作り夕食・スイーツの提供等。
サポーター(支援者)養成
自立支援に関する研修、アフターケアの助言等の支援者向け養成研修の実施。連絡会等運営、支援者向けサロンの開催等
就労支援
協力企業の開拓、職場見学や職場体験を経ての就労支援、継続支援。
(自立)支援コーディネーター
対象者本人を主体に、本人が参加するなかで、児童養護施設等、児童相談所、他関係者等が連携をして、継続支援計画を作成。
情報収集・発信
毎月の通信発行、情報メールやSNS発信、関係機関とのネットワーク作り、あすなろサポーター・関係機関を交えた毎月の連絡会の事務局運営。
あすなろサポートステーションのあゆみと成果
-
私たちの法人について
1917年に創設された社会福祉法人白十字会林間学校は、2017年に創立100周年を迎えました。1998年の児童福祉法改正により、虚弱児施設から児童養護施設となり、現在では茅ケ崎市委託の子育て短期支援事業「こどもショートステイ」「トワイライトステイ」も行っています。その他に、2006年には自立援助ホーム「湘南つばさの家」、2014年には神奈川県委託の退所者等アフターケア事業(現:社会的養護自立支援拠点事業)として「あすなろサポートステーション」が開設されました。
-
社会的養護自立支援拠点事業について
措置解除者等や虐待経験がありながらもこれまで公的支援につながらなかった者等(以下「社会的養護経験者等」という。)の孤立を防ぎ、社会的養護経験者等を必要な支援に適切につなぐため、相互の交流を行う場所を開設し、必要な情報の提供、相談及び助言並びにこれらの者の支援に関連する関係機関との連絡調整を行うとともに、これらの者が帰住先を失っている場合等において、状況が安定するまで一時的に滞在させ、居住支援や生活支援を行うこと等により、将来の自立に結びつけることを目的とする。(こども家庭庁令和6年6月30日通知より)
安心できる時間と場所の提供
あすなろを利用する若者が気軽に集い、交流できるスペースを設置。手作りのご飯やスイーツ等を無料で提供しています。
専門的支援との連携
役所、弁護士、医療機関など、必要に応じて専門機関へ案内します。
相談支援・同行・アウトリーチ
お困りごとについて、また困っていなくても気軽にお話を聴かせてください。
一時的な居住支援
住む場所がない、なくなってしまいそう。生活の立て直しがしたい、1人暮らしの練習がしたい等の希望に応じて短期間の居住場所を提供。
あすなろサポートステーションが大切にしていること
あすなろサポート
ステーションが
大切にしていること
こども本人を主体として、希望に「寄り添い」支える支援。
対象者や支援者が孤立しない「つながる」体制を構築する。
ネットワークから「漏れない」対象者の情報収集と、重なり合う支援。
困った時に頼れる、ほっとするような「心地よい」関係作り。
家庭訪問や職場訪問等による「アウトリーチ」の支援。
安心できる環境の中で、本人主体の自立を目指し「トライ&エラー」を重ねる。
地域に根ざして暮らしていけるような「ソーシャルワーク」や資源開拓。
児童養護施設等支援者との「横の繋がり」を意識した連絡会の運営。
あすなろサポート
ステーションの歩み
-
2011年
神児研(神奈川県児童福祉施設職員研究会)より派生して『かながわアフターケア勉強会』が草の根ではじまる多くの施設職員だけでなく、担当行政や児童相談所、議員、メディア等が参加
-
2013年
県庁内の部門を横断した庁内プロジェクト「あすなろプロジェクト」がはじまる。庁内提言が県知事賞を受賞
-
2014年4月
あすなろサポートステーション
事業化。白十字会林間学校が受託 -
2014年7月
あすなろサポートステーション
開所(藤沢市) -
2015年4月
里親委託児童及び委託解除者が
支援対象に加えられる -
2017年4月
就労支援事業拡充
-
2019年4月
「社会的養護自立支援事業」への移行・継続支援計画作成開始
-
2020年
7年目の事業開始
-
2021年11月
事業拡充、医療連携・法律相談
支援・アウトリーチを加えて、
全10部門の事業となる -
2023年
-
2023年4月
あすなろサポートステーションのサテライト事業受託(一時居住支援用の住居付き)
-
2023年7月
あすなろ県央ブランチ&一時居住支援『branch』開所(海老名市)
-
2024年2月
相模原市委託社会的養護自立支援拠点事業相談支援業務を受託する
-
2024年4月
神奈川県単独事業の「ケアリーバー進学促進事業、ケアリーバー支援事業」を受託
-
2024年7月
「社会的養護自立支援拠点事業」への移行。第二種社会福祉事業となる
-
2025年4月
あすなろサポートステーション
さがみはら開所(相模原市緑区) -
2025年10月
横須賀市委託社会的養護自立支援拠点事業運営業務委託を受託する
-
2026年1月
あすなろサポートステーション
よこすか開所
施設案内
あすなろサポートステーション
(初回相談受付・利用登録)
- 住所
〒215-0047
神奈川県藤沢市辻堂1-4-19 SURF 502 - Tel
Tel : 0466-54-8917
Fax : 0466-54-8942 - Mail
shonan.asunaro@gmail.com
- 営業時間
平日 : 10:00 – 17:00
土曜 : 13:00 – 20:00
あすなろ県央ブランチ
(県央地域対象)
- 住所
〒243-0405
神奈川県海老名市国分南3-16-19 第10三幸ビル 302号室 - Tel
Tel / Fax : 046-205-4633
- Mail
branch.asunaro@gmail.com
- 営業時間
月・水・金 : 10:00 – 17:00
来所受付 : 15:00 – 17:00
あすなろサポートステーション
さがみはら
- 住所
〒252-0143
神奈川県相模原市緑区橋本6-38-8 橋本第2エステート301 - Tel
Tel : 042-703-5566
Fax : 042-703-4466 - Mail
sagamihara.asunaro@gmail.com
- 営業時間
平日 : 10:00 – 17:00
土曜 : 月1回開所(日時はお問い合わせください)
あすなろサポートステーション
よこすか
1月開所予定となります。